朝になり、目を覚ましましたが布団から出たくありません。

だって！寒いんだもん！

昨日の夜は、僕が子供達の寝かしつけを行い、そのまま一緒に寝てしまったので睡眠時間たっぷりなんですが。

眠気には勝てても、寒さには勝てんのです。

でも、勇気を振り絞って布団から出ないといけません。

なんたって、朝のストーブ点火と炊飯準備は数少ない僕の仕事なので。

起きてから少しすると、妻の前に長女が起きてきました。

夫：「おはよう。」

長女：「おはよう。お父さん抱っこしれ！」

おはようの言葉の次が抱っこだなんて、可愛くて仕方ありません。

我が家の長女は、「お姫様抱っこ」の事を、「プリンセス抱っこ」と言うんですが、毎朝起きてくると共にプリンセス抱っこを要求されます。

可愛くて仕方ありませんね、お嬢さん。

しばらくすると長男が起きてくるはずなんですが、起きて来ません。

長女に「長男を起こしに行ってくれない？」と聞くと。

長女：「いやだ！だって長男君寝起き悪いんだもん！」だそう。

仕方なく、2階の寝室に行くと布団の中に蹲っている可愛い長男。

夫：「朝だよ～。起きよ～。」と言うと。

布団の中から、笑顔の長男が顔を覗かせます。

寝てると思ってたら、起きていました。

夫：「いや、起きているなら降りて来いや。」

ついつい本音が出てしまいました。

今日の夜は妻が夜勤の為、朝はゆっくりしててもらおうと思っていたんですが妻も起きてきて色々と準備等をしてくれます。

本当に出来た妻です。

子供達に朝ご飯を食べさせて、保育園へ行く準備を済まし、僕も出発の準備をします。

今日の準備は、いつもと一味違うんです。

そうです。

いつもはスノーボードですが、今日はスキーをしようと思います。

フリースキーを買って早3年。

元々、スキー世代だった親の影響もあって、子供の頃に行く冬の旅行はもっぱらスキー旅行。

父親の仕事が忙しかったこともあってか、冬にまとまった休みを取ってはスキーばかりさせられてました。

小学生の頃から、週4回の練習をしていたアイスホッケーとシーズンが被っていたんですが、今思えば両親がスキーをしたい気持ちの方が強かったんですね。

そんな幼少時代を過ごしていた事もあって、スキーも人並みに出来るのでスキーをする時間を増やして両刀で楽しんでいきたいと考えています。

保育園へ子供達を送り届け、向かうは五竜&47。

駐車場に着いて、スキーブーツを履くんですが。

夫：「足が浮腫んでてブーツに足が入らへん。」

ブーツが硬いので、曲がっちゃいけない方向に折れそうになる足首と闘いながら、無事に履くことが出来ましたが、前途多難です。

スキーを担ぎ、ゴンドラに乗り山頂へ。

沢山のスキーヤーに混じり、スキーを開始します。

いつも滑っているゲレンデですが、スキーになると新鮮です。

夫：「なんたって、スノーボードみたいにあっちこっちの地形なんかを攻めれないので。」

ひたすらピステンをボーゲンで滑り、ある程度慣れてきてからカービングの練習をするんですが、足が言うこと聞かないのなんの。

前途多難です。

何本か滑って、ロングで滑るために47の方へ滑ってからリフトに乗るんですが、少し列が出来ていました。

と言っても、数えられるくらいの人数の列なんですが、ここで登場するのは割り込みおじさん。

混んでもいないのに、勝手にリフトに相乗りしてきます。

しかも、何も言わずにバーを下げる始末。

なんですかね？

うんこでも漏れそうなんですかね？

いつも思うんですが、特にスキーヤーのおじ様方ってせっかちな人が多いイメージです。

もちろん、スノーボーダーでも割り込み&勝手に相乗りしてくる人が多々いますが。

僕には理解不能です。

多分あちらも同じ事を思っている事でしょう。

スキーヤーもスノーボーダーも、お互いが歪みあってる様に感じるゲレンデ内。

車に乗ってればバイクが邪魔に感じ、バイクに乗ってれば車が邪魔に感じるのと同じ感覚ですね。

家に帰ってから、妻にその事を話すと。

妻：「きっと、昔は混んでたから相乗りするのが当たり前だったんじゃない？」

夫：「確かに。それはあるかもしれないね。」

妻：「まぁ、そうじゃなくてもおじさんはせっかちな人多いよね！」

妻：「移り行く時代に対応出来ない可哀想な人達なんだよ。凝り固まった考えで人の言うこと聞かないし。」

妻：「そんな人達は、家族にも優しくされないまま死に行く運命なんだよ。」

いつになく、毒を吐く妻。

頭が固いおじさんには特に厳しい、大人な考えの女性です。

そんな妻は、夜勤に出勤して僕は保育園へお迎えに行きます。

子供達と過ごす妻不在の夜。

妻がいない夜に、段々と慣れてきた子供達はいつも通り風呂に入り夜ご飯を食べて、携帯でアニメを見た後にお布団へ。

本当にお利口さんです。

寝かしつけもすんなり終わったので、パソコンでの作業を黙々と終わらせようと思います。

妻よ。

結婚生活を続けてくれてありがとう。

続く！

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