移住をする上で、先ず立ちはだかる大きな壁は「転職」だ。
大多数の人が企業に所属し会社に勤め給料を頂いている事と思う。
自営業の方や会社都合・個人都合を含めた転勤などを理由に移住されてる方もいると思いますのでそこは省きます。
長野移住を真剣に検討し妻と話し始めたのは去年の冬。
移住を検討している段階で僕が僕自身で決めていた移住をする為の最低条件は長野での仕事「転職」が決まっている事である。
まぁ、結果的には最低条件をクリア出来ず「無職」で移住するわけです。
長野県移住支援金対象求人サイト (nagano.lg.jp)
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転職希望条件入力|転職のリクルートエージェント (r-agent.com)
過去形になってしまいますが、僕も転職活動はしていたんです!キリッ
企業に直接アポを取り書類審査から面接の実施。
転職エージェントに登録し企業への応募を行った上で、書類審査から面接の実施。
今回で転職三回目なのもあって心の中では全然余裕だと思っていました、、、が。
案の定、全然余裕ではありませんでした。
書類審査は80社以上落ち。
6社受けた面接は全滅。
僕は転職活動に於いて「心が折れる」と言う初めての経験をしました。
※占い師の人も4/14迄にちゃんと決まるから大丈夫って言ってたのに!
僕は転職という名の戦いに敗北し僕自身にも負け、結果的には「無職」での移住を決意しました。
そうだ。無職だけど長野行こう!
人生には思い切った決断が必要な時があるのです。
妻に無職での移住を相談してみると。
妻:「いいんじゃない?」
返ってきた答えは意外にもあっさりした返答でした。
少なからず緊張しながら相談をしたこちらが拍子抜けどころの騒ぎじゃありません。
夫:「無職だけど移住していいの?」
妻:「大丈夫じゃない?なんとかなるでしょ!」
妻:「移住したいんでしょ?流れに逆らったらダメだよ!」とのこと。
妻が男前過ぎて僕の存在が霞んでしまいます。
唯一ですが妻からの要求がありました。
妻:「長野行って私の仕事が落ち着くまで子供達の面倒宜しく!」
夫:「え、養ってくれるってこと?」
妻:「それはしない。」
期待したこちらを一刀両断する男前で豪快な女性です。
養ってもらう準備は出来ている!と常々伝える夫。
人としての輝きが雲泥の差であることに違いはないであろう。
前置きが長くなりましたが、ここまでが「お金」の話。
ここからは「時間」の話。
傷病手当金 | こんな時に健保 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
僕は二年前に肩周りの靭帯(肩腱板3本/4本中)を断裂して手術をしました。リハビリや通院の為に約一年間、会社を傷病扱いで仕事を休職していた経緯があります。
会社に所属はしていますが、働いていないので欠勤扱いとなり会社からは当然の事ながら給料は出ません。
そこで健康保険組合の傷病手当と言う制度を使い今までの給料の66.7%を傷病手当金として頂いての生活。
生活は勿論出来ますが基本生活水準が前の給料と同じ生活水準だった為、貰う金額より支出の方が多く、妻にはだいぶ苦労させてしまいました。
ただその中で沢山の得られる物もあり、例えば家族で生活するのに最低金額はいくらあれば生活出来るのかと言う事だったり、家族と24時間一緒に居られる時間を得る事が出来ました。
皆さんが日々働いている中で、僕は働いていない(働けない)のでいつも家にはいるわけです。
我が家のちびっ子モンスター(元気いっぱいな子供達)とワイルドな遊びは出来ないにしてもいつも家にはいるわけです。
当然のことながらちびっ子モンスターの保育園への送り迎えは僕のお仕事です。
やってるのではないんです。
子供達の送り迎えだけでも!自らやらさせていただいているのです。
リハビリや通院がなければ朝から晩までいつも家にいるので。
そんな生活をしていると自然と子供達と一緒に過ごす時間が増えるわけです。
長女:「見て〜!上手に塗れた〜!」と昨日まで出来なかった事が出来るようになったとニコニコしながら喜んで僕に抱きつきながら教えてくれる娘。
長男:「見て〜!電車〜!」と駅に連れてっただけで数時間も電車を眺め続けどんな楽園に行ったのよって程に歓喜する息子。
素直な気持ちとして、これが「癒しか。」と感じました。
今までは仕事の都合上、12時間労働の夜勤が5日連続勤務だったり、仕事が終わる時間が遅かったり、冬の期間はずっと雪山に行く(狂気の沙汰ではない行動)だったりで子供の成長は愚か、妻との会話すらまともに出来てない状態。
肩の具合も良くなり2021年12月から仕事に復帰しても夜勤や仕事の終わる時間が遅いのに変わりはありません。
同じ仕事をしている同僚や僕よりも更に大変な仕事をしている方が沢山いるのも理解してるので、僕個人としての意見になりますが「みんな働き過ぎ」「みんな仕事好き過ぎ」です。
昨今、コロナ関係も含めてお金の稼ぎ方や仕事の在り方、在宅ワークへのシフト、各ライフスタイルの変化や生活全てに於いて時代の変革期だと感じています。
そういう積み重ねもあってか、子供の成長を含め家族との時間を今まで以上にもっと大事にしなきゃと考えたからこそ移住を決断した気がします。
まだ先だなぁと思っていましたが、そんなこんなで明日が長野への引っ越し日です。
妻に荷物纏め頑張ってもらいます。
※引越しの際に子供達がいない方が良いと判断したので昨日から二週間、子供達だけを沖縄に送還しました。義両親!面倒見てくれてありがとう
妻よ。
結婚生活を続けてくれてありがとう。
続く!
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