今回は、妻抜きで僕の実家に帰省します。
千葉に住んでいた時は、神奈川の実家まで片道1時間程だったので1か月のうちに2~3回は帰省して孫の顔を見せに行っていましたが、長野から神奈川までは片道4時間程。
長野に移住した事で、実家に帰る機会をなかなか作れずにいますが、仕方ありません。
僕の正直な気持ちは、自分の家庭を持ち、自分の住むべき家があるので実家にいるよりも自分の家の方が快適に過ごせるので、僕が帰りたい気持ちは更々ないんですが。
孫である僕の子供達も、祖父祖母である僕の両親も相思相愛の関係。
口を開けば、お互いに「会いたい!」と言うので仕方ありません。
冬のシーズンが始まったら更に会いに行く事が出来なくなるので、予め予定を合わせていたのでれっつごーします。
朝は、いつも通りに6:00には起きて来た子供達。
神奈川の実家に行く事を伝えてあったので、子供達のテンションは高めです。
子供達自ら着替えを行い、朝ご飯もすんなりと終えて遊び始めたので、出勤する妻を送りに行きます。
妻を送り終わり数分で家に戻ると、大人しく待っている良い子達。
長女:「もう、じぃじばぁばんとこ行くの?」
長男:「僕はもう行けるよ!」
夫:「まだ、準備出来てないから行きません。」
実家に帰る前に、パソコンでの動画編集を含めてやる事は山積み。
しばらくの間、子供達にはおもちゃで遊んでいてもらいます。
少しすると、パソコンで作業している僕の元に長女がやってきました。
長女:「まだ行かないの?」
夫:「お昼ご飯食べる位に、家出るからまだだよ~。」
長女:「もう遊ぶの飽きちゃった。早く行こうよぉ!」
こんな時に、大人と子供で時間の過ぎる感覚が違うので参ってしまいますね。
とりあえず、もう少しは時間を稼ぎたいので携帯にてアニメを見てもらって時が過ぎるのを待ちます。
アニメを見始めてから、少しするとまた長女がやってきました。
長女:「お父さん!忘れ物!」
夫:「特に忘れてる事なんてないよ?」
長女:「もう、おやつの時間でしょ!」
夫:「勝手に好きなの取って食べていいよ!」
長女:「やったー!」と、大喜びです。
あまり、お菓子なども制限もしていないのと、お菓子のある場所を子供達が知っているので、勝手に取ってもらって構わないんですが、一応の確認をしてから食べるところも可愛い一面でもあります。
パソコンでの作業も一段落し、そろそろお昼ご飯の時間なので荷物を纏めて神奈川に向けて出発します。
車に乗って、少しすると子供達が揃って寝てしまいました。
高速に乗る前に、どこかでお昼ご飯を食べようと思っていたので大誤算です。
一旦コンビニに寄り、子供達が車の中で簡単に食べれるパンやお菓子を購入します。
SAやPAで食べてもいいんですが、運転し始めて途中で寄るのも面倒くさいと思ってしまう性分なので仕方ありません。
高速に乗り、走り始めて暫くするとお腹を空かせた長男が起きました。
長男:「お父さん、僕お腹空いちゃった。」
ええ、そう言うと思いましたよ。
買ったパンを開けて渡すと、もぐもぐと食べる長男。
食べている長男を見て長女も起きました。
長女にもパンを渡して、残りのパンも2人で食べる様に言うと素直に食べる子供達。
可愛い子供達です。
順調に高速を走り、埼玉位に差し掛かったところで長女が独り言をつぶやきだしました。
長女:「暇だな~。アニメ見たいなぁ。暇で暇で困っちゃうな~。」
その独り言は、こちらに向けている言葉ですね。わかります。
長男は、窓の外をずっと眺めていますが、長女の独り言は止まりません。
長女:「あとどの位で着くのかなぁ~。暇だなぁ。」
ここで根負けしたので、僕の携帯を渡してアニメを見てもらう事に。
いいんです。
文句を言われて、こちらがイライラするくらいなら、見ててもらって構いません。
運転中に携帯触れませんし。
結果、それから実家に着くまでアニメを仲良く見ていた子供達。
昼寝もしっかりして、お昼ご飯を食べてお腹も満たされて暇な気持ちはわかります。
「我慢しろ!」と、言っても大人と違って我慢出来ないのも仕方ないですし。
さて、実家に着いたんですが荷物を降ろして、パート終わりの僕の母親を迎えに行きます。
働いている場所に迎えに行き、少しすると車に向かってくる母親。
子供達は、車の中で「ばぁば~!会いたかったよ!」と、大騒ぎ。
いつもの事ですが、感動の再会です。
でも、毎回毎回こんなにも熱烈歓迎されて嫌な気持ちになる人もいない事でしょう。
そんな感動の再会を果たした後は、実家で持って来たおもちゃのお披露目会やお絵描きなどで母親を喜ばす長女と長男。
風呂と夜ご飯を終えて少しして、父親も帰宅。
父親に対しても、母親同様のお披露目会を開催。
孫を溺愛している僕の両親は、子供達がする事は何をしても褒める褒める。
子供達もいつもより褒められていて、さぞ嬉しいことでしょう。
僕の記憶の中で、あまり両親に褒められた記憶がないので、孫がこんなにも褒められている光景をいつも新鮮に見られます。
妻よ。
結婚生活を続けてくれてありがとう。
続く!
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